tyoukyoku's Blog

詩書画を通じて中日間の文化交流を深めたい

仁者楽山

(仁者楽山  現代書  作者:閻秉会)

出所: 《论语•雍也篇》子曰:知者楽水、仁者楽山。

          知者動、仁者静。知者楽、仁者壽。 


読み: 子曰はく、知者は水を楽み、仁者は山を楽む。

          知者は楽しみ、仁者は寿し。 

意味: 知者と仁者を水と山に喩えてみるならば、

          知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむと言う。
        知者の動きは流れて止まらない水のようなものであり、
        仁者の静かなることはどっしりとした山のようなものである。
        知者は変化を好んで楽しみがつきることがない。
        仁者は常にゆったりとしてあくせくしないから、長生きである。 


ランキングクリックをよろしくお願いしますm(__)m

にほんブログ村 美術ブログ 筆文字・アート書道へにほんブログ村 美術ブログ 書・書道へにほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ

日新

(日新 作者:閻秉会)




出所:“苟日新,日日新,又日新”——《大学》 

(苟に日に新たに、日々に新たにして、又た日に新たなり——「大学」) 

この言葉は殷王朝を興した湯王が自ら使う洗面器に 

「苟日新、日日新、又日新」という文字を刻みつけていた

 という故事が由来です。 


意味:今日の行いは昨日よりも新しくよくなり、 

         明日の行いは今日よりも新しくよくなる
   ように修養に心がけねばなりません。


毎朝顔を洗うように、心も毎日新しくなっていく。 

昨日喧嘩したことを忘れて、 
昨日人を恨んだことは忘れて、

 昨日を悔やむことをしない、

 新しい心で今日を迎え、 

今日という一日に全力を傾ける。 

毎日新しい自分と出会う。 


ランキングクリックをよろしくお願いしますm(__)m

にほんブログ村 美術ブログ 筆文字・アート書道へ

にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へ

にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 現代美術へ

にほんブログ村

漢字の真面目

(留念「記念」 現代書道 作者:頓子斌)


(無題NO.1)


(無題NO.2)

(無題NO.3)

(無題NO.4)


橫看成嶺側成峰,遠近高低各不同。

不識廬山真面目,只縁身在此山中。

        蘇軾 題西林壁


(橫ざまに看れば嶺と成り側らよりは峰と成る,

遠近高低各同じからず。

 廬山の真面目を識らざるは,

只身のこの山中にあるに縁る。 

           蘇軾 西林の壁に題す) 



廬山は外に表してる様子が一種とは限らない、

真っ正面から、真上から、右から、左から……

色々な角度から様々な面目が表している。

それを集めると廬山の本当の面目になると思う。


漢字もそうだと思う。
その左右・上下・前後に其々の面目がある。

 漢字を回転すると、 

伝統書道に見落とされた部分が解放され、 

表現方式は多様になり、

 疑わなく真っ正面からの面目よりもっと豊かになる。 

魅力な世界です。



ランキングクリックをよろしくお願いしますm(__)m

にほんブログ村 美術ブログ 書・書道へ


にほんブログ村


にほんブログ村 書・書道