tyoukyoku's Blog

詩書画を通じて中日間の文化交流を深めたい

2015年8月のブログ記事

  • 「山重水複疑無路 ,柳暗花明又一村 」

    (「山重水複疑無路 ,柳暗花明又一村 」作者:張重憲) 出所: 宋・陸游 「山西の村に遊ぶ」の一節 意味:山が重なり、川が入り組んでいて、もう道がない、   もうだめだと思いきや、進めるだけ前へ進んでいるうち、   急に道が開けて、柳もこんもりと茂げ、花が咲き乱れ、   桃源郷のような村が すぐそ... 続きをみる

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  • 飛流直下三千尺

    (「飛流直下三千尺」 作者:張重憲) 出所:唐・李白の詩、「 望廬山瀑布」            望廬山瀑布                     李白 日照香炉生紫烟  日は香炉を照して紫烟を生じ 遥看瀑布挂前川  遥かに看る瀑布の前川に挂かるを 飛流直下三千尺  飛流 直下 三千尺 疑是銀河... 続きをみる

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  • 「苟日新 日々新 又日新」

    (「苟日新 日々新 又日新」  作者:張重憲) 出所:中国の四書の一つ「大学」 (苟に日に新たに、日々に新たにして、又た日に新たなり——「大学」) この言葉は殷王朝を興した湯王が自ら使う洗面器に 「苟日新、日日新、又日新」という文字を刻みつけていた という故事が由来です。 意味:今日の行いは昨日よ... 続きをみる

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  • 海内存知己 天涯若比隣

      (海内存知己 天涯若比隣 作者:張重憲) 出所:王勃「送杜少府之任蜀州」 (中国唐代初期の詩人で「初唐の四傑」の一人、王勃が友人を見送った際の詩) 読み:海内存知己(かいだい ちきを そんすれば)    天涯若比隣(てんがいも ひりんの ごとし) 意味:海内かいだい知己を存すれば、天涯も比隣の... 続きをみる

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  • 天淨沙・秋思--元・馬致遠

    (大篆「天淨沙・秋思--元・馬致遠」 作者:張重憲)   天淨沙 ・ 秋思〔越調〕            元・馬致遠 枯藤老樹昏鴉,枯藤の老樹  昏(くれ)の鴉, 小橋流水人家,小橋の流水  人家, 古道西風痩馬。古道の西風  痩馬。 夕陽西下,  夕陽  西に下れば, 斷腸人在天涯。斷腸の人  ... 続きをみる

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  • 大篆作品

      (大篆 己亥雜詩  作者:張重憲)             己亥雜詩                                                         清末・龔自珍 九州生気恃風雷 九州の生気 風雷(ふうらい)を恃(たの)み 万馬斉瘖究可哀 万馬 斉しく瘖(おしだ... 続きをみる

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  • 五頭象

    (五頭象 作者:閻秉会) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 書道家の作品集をUPしました。 興味のある方はのんびりと眺めて頂ければと思います 。 更新!張重憲氏作品集:http://tyoukyoku.muragon.com/entry/6.html          ... 続きをみる

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  • 秋の空

    昨日、午後から雨がずっと降ってきました。 今朝、晴れた空は高く見えるようになって、 雲があっちこっちに漂っていて、 とてもきれいです。 「やっぱり秋だね!」爽やかな風が吹いて、 気温も下がり始め、 太陽の日差しも柔らかになって、 これから過ごし易くなるでしょう。 (清秋図 作者:閻秉会) ★★★★... 続きをみる

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  • (河 作者:張重憲) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 書道家の作品集をUPしました。 興味のある方はのんびりと眺めて頂ければと思います 。 更新!張重憲氏作品集:http://tyoukyoku.muragon.com/entry/6.html            ... 続きをみる

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  • 蝋燭の光

    (蝋燭の光 作者:閻秉会) 単純な画面構成ですが、 強烈なアイキャッチ効果を生み出しています。 これは、作家が作品に求めているものが豊富な情報量ではなく、 精神的な力感と重厚感であることを示しています。 「まるで冥府に差し込む一条の光のよう」です。 また、たっぷりの墨汁が形成するぼってりと重々しい... 続きをみる

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  • 大地

    (大地 作者:閻秉会) 形而上絵画の創始者である20世紀の画家、 ジョルジョ・デ・キリコ(Giorgio de Chirico)は 「すべての絵画というものは、その外的イメージには 表出しない(内在的な)特性を表現していなければならない」としている。 閻先生の水墨画がまさに、これを体現しているとし... 続きをみる

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  • 直写我心

    (直写我心 作者:閻秉会) 「書を書く動作の中で、心の動きが線に托されて、  色々な芸術的雰囲気を出してきます。  結果的には形象となってしまいます画、  書を鑑賞する時には、線の運動の中にあるリズム、  アクセントなど、音楽性に通じる美をも見ていただきたいものです。  定着した形からだけでは本当... 続きをみる

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