漢字の真面目
(留念「記念」 現代書道 作者:頓子斌)
(無題NO.1)
(無題NO.2)
(無題NO.3)
(無題NO.4)
橫看成嶺側成峰,遠近高低各不同。
不識廬山真面目,只縁身在此山中。
蘇軾 題西林壁
(橫ざまに看れば嶺と成り側らよりは峰と成る,
遠近高低各同じからず。
廬山の真面目を識らざるは,
只身のこの山中にあるに縁る。
蘇軾 西林の壁に題す)
廬山は外に表してる様子が一種とは限らない、
真っ正面から、真上から、右から、左から……
色々な角度から様々な面目が表している。
それを集めると廬山の本当の面目になると思う。
漢字もそうだと思う。
その左右・上下・前後に其々の面目がある。
漢字を回転すると、
伝統書道に見落とされた部分が解放され、
表現方式は多様になり、
疑わなく真っ正面からの面目よりもっと豊かになる。
魅力な世界です。
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